「プログラミング教室って、結局何をしているの?」
「高い月謝を払って本当に意味があるの?」
その気持ち、よくわかります。
私も、自分の子供をプログラミング教室に通わせる前は、同じように感じていました。
でも1年間通わせてみて分かったのは、そこには「楽しい」だけでなく、それ以上の学びと成長がありました。
今回は、年長からプログラミング教室へ1年間通って実感した「3つのメリット」を、ママの視点からリアルにお伝えします。
※この記事は筆者の感想がたくさん入っています。個人差はございますのでご了承ください。
レゴが大好きなうちの子
息子のレゴ歴は3歳から
うちの子供は3歳からレゴに夢中。
パーツや色の種類が多く、説明書通りの作品からオリジナル作品まで自由に作れるのが魅力です。
子供もワクワクして、毎日何時間でも集中して遊んでいました。
レゴは始めてみると、大人でも楽しいですよね。
きっかけは偶然の情報
ある日、近所にプログラミング教室が開校したとのチラシを目にしました。
気になって内容を見てみると、レゴエデュケーションを使ったプログラミング体験ができるとのことでした。
うちの子供はレゴが好きだけど、プログラミングはまだ早いんじゃないかな。
そう思いながらも、年長から受講できるコースがあるとのことで、子供にプログラミング教室のことを教えてみました。
私「レゴでプログラミングができる教室があるんだって」
子「プログラミングって何?」
私「レゴでロボットや車を作って、動かせるんだよ」
子「え!やってみたい」
子供が予想以上にやってみたい!と意欲的だったので、体験レッスンを申し込みました。
入会するかどうかはまだ決めておらず、レッスンの様子を見て考えることにしました。
楽しい!もっとやってみたい!
体験レッスンへ参加すると、先生が歓迎してくれました。
保護者も見学できるスペースがあって、近くで子供の様子を観察することができました。
いざレッスンが始まると、ママとパパのことを忘れているかのように子供はレゴとタブレットに夢中です。
レッスンではみんなが発表する時間もあり、緊張した様子でしたが、楽しかったことをみんなに伝えようとする姿はキラキラしていました。
レッスンが終わると、先生にも「もっとやりたい!」と大喜び。
その姿を見て、通うことを決めました。
1年間通って発見した3つのメリット
プログラミング教室は「楽しいだけ」ではありませんでした。
子供に起きた変化を分析してみると、大きく3つのメリットを実感しています。
【メリット1】自分で考える!思考力の向上にも
「なんで?」「どうすれば?」の思考が習慣に
- 「うまくいかないから、次はこうやってみよう」と解決しようとする
- 「こうすればもっと良くなるかも」と改善しようとする
- ここがこうだからこう、と論理的に考える
朝の準備での変化
以前:「忘れ物した!」(報告だけ)
現在:「忘れ物した。明日は夜のうちに準備しよう」
どうすればどうなるか、といった考え方ができてきている様子を実感しています。
算数への興味も急上昇
うちの子供が通う教室では、簡単なクイズの宿題も出ています。
例えば、「車のロボットを3回転前へ動かして、2秒止める。」といった課題があったとします。
「指示ブロックはどう並べる?」「足りない指示ブロックはどれ?」といった出題がされます。
子供も算数が「勉強」ではなく「楽しく」「必要なスキル」として学習しています。
小学校に上がってからの算数の理解度が高くなっていることを実感しています。
【メリット2】挑戦してみる!創造力と表現力にも
みんなの前で発表する姿
毎回のレッスンで最後に発表タイムがあります。
発表の時間では、はじめこそ緊張していましたが、みんなの前で成果を見せるという姿に感動もしています。
オリジナル作品への挑戦意欲
レッスンでは、内容に支障がない程度に各自でオリジナルに改造もできます。
レッスンで使用されているレゴエデュケーション教材では、多様なブロック、各種ギア、特殊パーツ、ハブ、モーター、タイヤ、各種センサーなどがセットになっています。
これらは一般的なレゴセットでは体験できないので、自分自身で組み立てながらプログラムするモノの構造を学べるのは多きな経験だと感じています。
家庭での遊び方も進化
普通のレゴで遊ぶ時も「この車にモーターがついてたらどう動くかな?」「ここにセンサーがあったら面白いのに」と、常に「動き」を意識した作品作りをするようになりました。
創造の幅が広がったように思います。
【メリット3】コミュニケーション力や集中力、継続力にも
コミュニケーション能力にも
クラスメートとの協力場面
- パーツの貸し借りで「ありがとう」が自然に言える
- 友達の作品を見て具体的にほめられる
- 困っている子に「こうしてみる?」と一緒に考える
発表での堂々とした姿勢
プログラミング教室での発表での姿勢は、小学校生活でも積極的に手を上げて発表する姿につながっています。
自信をもって発表する姿に、ママとして嬉しく感じています。
好きなことだからこその集中力と継続力
未就学児や小学生低学年のお子さんでも分かりやすいように開発されたプログラミング教材です。
操作が簡単で、体験レッスンの時からスムーズにレッスンに取り組むことができていました。
嫌がることなく、あっという間に1年間が過ぎていました。
習い事の継続ができていることは、子供としても保護者としても自信になります。
レゴエデュケーションと他のプログラミング教材との違い
「手を動かす」学習
1回のレッスンの中で、レゴブロックで制作する時間とプログラミングで動かす時間がバランスよく配分されています。
レゴの制作もできてプログラミングもできる、贅沢な習い事だと感じています。
パソコンだけのプログラミング教室との違い
- レゴでの制作があり、レゴ好きの子供にぴったり
- 「作る」「動かす」「改良する」の全てが体験できる
- 失敗しても「なぜうまくいかないか」が見えやすい
正直に伝える:大変だったことと注意点
費用面での負担は確かにある
- 月謝:13,000円※コースによる
- 入会金:11,000円※教室による
- 教材費:教材は貸出のため不要※教室による
- タブレットレンタル費用:月1,100円※必要な場合
プログラミング教室の料金も決して安くはありませんが、子供の成長を見ていると「どの習い事よりも楽しく意欲的に取り組めていて、投資する価値がある」と確信しています。
家庭でのフォローは最低限
- レッスン後には感想や楽しかったこと、難しかったことを聞いています。
- 「今日は何を学んだ?」の振り返りも大事です。
- 家での宿題は子供と一緒に取り組んでいます。
これらのフォローで、子供と一緒に楽しく学習に取り組めますよ。
継続が前提の習い事
どの習い事でも、短期間では効果が見えにくい面もありますよね。
せっかく始めた場合には、最低でも半年~できれば1年は継続してみることがおすすめです。
まとめ:年長からのスタートは「早すぎる」どころか「ベストタイミング」
年長からのスタートは決して早すぎません。
この1年でうちの子供が成長したことはたくさんあります。
- 自分で考える思考力
- 挑戦してみる創造力と表現力
- コミュニケーション力や集中力、継続力
これらのスキルは、将来どんな職業に就いても必ず役立つ「生きる力」です。
プログラミング教室に興味がある場合には、ぜひ体験レッスンでの子供の姿を観察してみてください。
プログラミング教室は「楽しいだけ」ではありません。
そこには、お子さんの未来を確実に変える「本物の学び」があります。
うちの子供は小学1年生になった今でも、毎週のレッスンを心待ちにしています。
「今日は何を作るんだろう?」と目を輝かせる姿を見るたびに、あの時の決断は間違いなかったと感じています。