「プログラミングなんて全く分からない」
「子どもに『ママ、これ教えて』って聞かれたらどうしよう」
「子供のプログラミング学習のサポートができるか不安」
「うちの子にもプログラミング教育をさせてあげたいけど、私自身がプログラミングなんて全然分からない…」
そんな不安を抱えているママさんパパさんも多いのではないでしょうか。
プログラミング教育は令和に必修化されたばかりの新しい教科。
今の保護者世代は学校でほとんど習わなかった科目ですよね。
今日は、多くの保護者が抱える「親がプログラミングを理解していなくても、子どもの学習をサポートできるの?」という疑問にお答えします。
この記事を書いた人
結論:プログラミングが分からなくてもサポートできます
親がプログラミングを理解していなくても、子どもの学習は十分サポートできます。
実際に、うちの子供が通うプログラミング教室でも、プログラミング未経験の保護者がほとんど。
それでも子どもたちはみんな楽しく学習を続けています。
私自身、子供の学習サポートでは「技術的な知識」よりも「母親としての観察力」や「一緒に考える姿勢」の方が圧倒的に大切だと感じています。
難しいプログラミング技術を教えることよりも、「どうすればどうなるのか」を子供と考えて、子供に考えることを促すことが重要だと実感しています。
プログラミング未経験の親の方が有利な場面も?
1. 子どもと同じ目線で学べる
プログラミング初心者の親は、子どもと一緒に「初めて」を体験できます。
これは意外なメリットです。
「これって何だろうね?」「一緒に調べてみよう!」
こんな風に子どもと同じ立場で学習に参加することで、子どものやる気もアップします。
一緒に考える、子供が自分で考えて自分でやり抜くことが大切ですよね。
あくまでママはそのサポート役なのです。
2. 過度な期待をしない
技術に詳しくない分、「もっと高度なことを」「早く上達を」といった過度な期待をせずに済みます。
子どものペースを尊重した学習環境を作りやすいのです。
3. 純粋に子どもの成長を喜べる
小さな進歩でも「すごいね!」と心から驚き、喜べます。
この親の反応が、子どもの自己肯定感と学習意欲を大きく育てます。
親に必要なのは「技術知識」ではなく「サポート力」
プログラミング知識より大切なこと
1. 観察力
- 子どもが楽しんでいるか
- つまずいているポイントはどこか
- どんな作品を作りたがっているか
2. 環境づくり
- 集中できる学習環境の提供
- 適切な休憩時間の管理
- 褒める・励ますタイミング
3. コミュニケーション
- 子どもの作品に興味を示す
- 一緒に考える姿勢
- 失敗を恐れない雰囲気作り
実際のサポート例
うちの子供がプログラミング教室へ通い始めた時も、私は技術的な話は全くしていません。
- 「どんな作品を作ってるの?」と興味を示す
- 「こうするとこう動くんだね!すごいね!」と具体的に褒める
- 「今度はどんなことがしたい?」と次の目標を一緒に考える
これだけで十分なサポートになります。
技術的な疑問が出た時の対処法
1. 一緒に調べる
「ママも分からないから、一緒に調べてみよう!」
この姿勢が、子供も「自分で調べてみよう」というきっかけになります。
今ではYouTubeや学習サイトにたくさんの情報があるので、一緒に見ることで親子の学習時間にもなりますね。
2. 教室の先生に相談
プログラミング教室なら、先生に質問しましょう。
体験レッスンでは質問がしやすい教室・先生を選ぶことをおすすめします。
子供からの質問もそうですが、保護者からの相談にも応じてくれやすい教室を選ぶと安心ですね。
3. オンラインコミュニティを活用
同じような悩みを持つ保護者が集まるオンラインコミュニティやSNSグループを活用するのもおすすめです。
プログラミング教育で親が果たすべき本当の役割
学習の継続をサポート
プログラミング学習で最も大切なのは「継続」です。
- モチベーションの維持
- 適切な学習環境の提供
- 成果を認めて褒めること
- つまずいた時の精神的サポート
保護者としてはプログラミングスキルを教えることよりも、これらのサポートの方がずっと重要です。
子どもの興味・関心を見つける
プログラミングといっても範囲は広いです。
- ゲーム制作
- ロボット制御
- アニメーション作成
- ホームページ制作
子どもがどの分野に興味を示すか観察し、その方向で学習できる環境を整えることが親の大切な役割です。
プログラミング未経験のママさんにおすすめの準備
1. 基本用語だけ覚える
完璧に理解する必要はありませんが、基本用語を知っておくと子どもとの会話がスムーズになりますよ。
- プログラミング:コンピューターへの指示書を作成すること
- デバッグ:間違いを見つけて直すこと
- Scratch:子ども向けプログラミング言語
2. 子ども向け学習サイトを見てみる
子供と同じ教材を少しだけ触ってみると、子どもが何を学んでいるか理解できます。
完璧に理解する必要はなく、「雰囲気を知る」程度で十分です。
3. プログラミング的思考を日常に取り入れる
プログラミング的思考は、日常生活でも育めます。
- 料理の手順を一緒に考える
- 迷路やパズルに挑戦する
- 「もし〜だったら」の会話を増やす
まとめ:愛情と関心があれば十分
プログラミング教育において、親に求められるのは技術的な知識ではありません。
- 子どもへの愛情と関心
- 一緒に学ぶ姿勢
- 継続できる環境づくり
- 成長を認めて褒める心
私も子供のプログラミング学習で一番大切にしているのは「一緒に楽しむ」ことです。
プログラミングが分からなくても大丈夫。
あなたの愛情と関心こそが、子どもの一番の学習サポートになります。
また、プログラミング教室を検討するのも一つです。
まずは子どもと一緒に、プログラミング教室の体験授業に参加してみませんか?
きっと新しい発見があるはずです。

「もっと早く始めればよかった!」と後悔しないためにも、少しでも気になったらプログラミング教育を始めてみてくださいね。お子さんのミライのスキルの第一歩です。

