「プログラミングって難しそうだし、よくわからない。」

「うちの子が学んでも、将来役に立つのかな?」

小学生のプログラミング必修化と聞いても、専門的で縁遠いものに感じていませんか?

プログラミングは、今の私たちの身の回りにあふれている、身近で必要不可欠な存在です。

この記事では、ママの視点で「プログラミングの正体」をわかりやすく解説します。

きっと「え!これもプログラミングが関係していたの?」という発見がありますよ。

この記事を書いた人

✓小学生ママ ✓新卒でIT業界へ入社
✓SIerでの開発SE⇀小売業でのDX担当SE⇀子供最優先でフリーランス
✓ママ目線でプログラミング教育や習い事の情報をわかりやすく発信
働くママの悩みも、子どもの将来への不安も、一緒に解決していきましょう!

コンピューターで動く身の回りのもの

まず、家の中を見渡してみましょう。

テレビ、エアコン、冷蔵庫、パソコン…これらはすべてコンピューターで動いています。

次に、外を見てみましょう。

自動車、信号、踏切、エレベーター、改札、スーパーやコンビニのレジ…

改めて調べてみると、コンピューターは身の回りにたくさんあることがわかります

1.スマートフォンや家電

スマホでメッセージを送ったり、Webを検索したり、SNSで交流したりしますよね。

ボタン一つで動いてくれる家電も、生活になくてはならない物ですよね。

お掃除ロボットやAIスピーカーなどのスマート家電も、ロボットの一種です。

    2.毎日のお買い物で!スーパーとコンビニ

      スーパーやコンビニのレジでも、商品についているバーコードをコンピューターが情報を読み取っています。

      これらのお店では在庫がシステムで管理されており、コンピューターのおかげでみんながスムーズに暮らすことができていますよね。

      3.運転を支える!自動車

        最新の自動車もコンピューターの塊なんです。

        カーナビの道案内はもちろん、急ブレーキを防ぐ自動運転支援システムや、バックで障害物を知らせてくれるセンサーも、すべてコンピューターで動いています。

        安全で快適なドライブは、コンピューターによって支えられています。

        4.安心安全な毎日に!交通でも大活躍

          道路に信号がなければ、どうなるでしょうか。

          交通の安全を支える信号機や踏切も、コンピューターが活躍しています。

          駅の自動改札機でスムーズに通過できるのも、コンピューターのおかげですね。

          そもそも「プログラミング」とは何なの?

          簡単に言うと「コンピューターへの命令書を作成すること」

          これらのコンピューターの動きは、誰が、どのように決めているのでしょうか?

          その答えは、「プログラム」です。

          プログラムとは、コンピューターを動かすための命令書のこと。

          そして、その命令書を作る作業が「プログラミング」です。

          つまり、「プログラミングとは、コンピューターを動かすための命令書を作ること」です。

          プログラミング言語というのは、そのための言葉の種類です。

          例えば、料理のレシピで考えてみると

          例えば、カレーのレシピを考えてみましょう。

          1. たまねぎ、にんじん、じゃがいもなど食材を用意する
          2. 材料を切る
          3. フライパンに油を敷く
          4. 中火で炒める
          5. 水を入れて煮込む
          6. カレールーを入れる

          このように、コンピュータにも「○○の時は△△をする」「□□が起きたら◇◇をする」という具体的な指示を出す必要があります。

          この指示書が「プログラム」で、それを作ることが「プログラミング」なのです。

          ママの日常に例えると…

          「もし雨が降ったら、洗濯物を部屋干しにする」

          「もし夕飯の材料が足りなかったら、コンビニで買い足す」

          私たちは普段から、条件によって行動を変える「プログラミング的思考」をしているんです!

          「プログラミングは特別な難しいもの」の勘違い

          実は身近すぎて気づかないもの

          家電製品にはコンピューターとの関係が深く、日常生活にも欠かせないものです。

          これらの機器には、内部に組みこまれたプログラムが動作しています。

          • 冷蔵庫:温度管理や自動霜取りなどの機能を実現
          • 洗濯機:コース選択や水の量を調整するための複雑なプログラム
          • 炊飯器などその他家電:スイッチをおして電力で動く機械の大半は、プログラミングでできている

          プログラミングがない時代を想像してみて

          もしプログラミングがなかったら、私たちの生活はどうだったでしょうか。

          • 洗濯機は手動で水量調整、時間も自分で計測
          • エアコンは温度計を見ながら手動でオン・オフ
          • 炊飯器は火の調整から全て手作業
          • 自動販売機は存在せず、お店での対面販売のみ

          このような日常が想像できるでしょうか。

          進歩がすごい!ママが便利になった例

          プログラミングによってこの十数年で便利になったものを見てみましょう。

          インターネットショッピング

          :お店まで行って商品を確認→レジで会計

          :家にいながら商品比較→クリックで注文→翌日配達

          コンビニの多機能化

          コンビニで住民票や印鑑登録証明書などが発行できるようになりました

          キャッシュレス決済の普及

          自動販売機では現金だけでなく、ICカードやコード決済など様々な方法で買えるようになりました

          リモート会議・テレビ電話

          家にいながら遠くの人とテレビ電話などで会話ができるようになりました

          子どもがプログラミングを学ぶ意味

          なぜ2020年から小学校で必修化されたのか

          デジタル化が進む現代、私たちの生活や人生はプログラミングでできているといっても過言ではありません。

          これからの未来に向けて、子供たちには必須のスキルともいえるのです。

          ママが知っておきたいプログラミングの種類

          身近なプログラミングの分野

          1. 家電・IoT系プログラミング

          • 冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの制御
          • スマート家電の遠隔操作

          2. モバイル・アプリ系プログラミング

          • スマートフォンアプリの開発
          • ゲームアプリ、SNSアプリなど

          3. Web系プログラミング

          • ショッピングサイト
          • 予約システム、SNSなど

          4. AI・機械学習系プログラミング

          • 音声認識(Siri、Alexa)
          • 画像認識、自動翻訳

          子どもが学ぶべきは「プログラミング的思考」

          プログラミング言語によって、スマートフォンやゲーム、アプリなどは動いています。

          小学生の段階では、難しい具体的なコードを覚えることよりも、「物事を順序立てて考える力」が重要です。

          「文系ママ」でも大丈夫!プログラミングへの関わり方

          プログラミングは「文理」を超えた基本スキル

          「私は文系だから…」と思う必要はありません。

          • 論理的思考力:筋道立てて考える力
          • 問題解決力:困った時に原因を探し、解決策を見つける力
          • 創造力:新しいアイデアを形にする力

          これらは文系・理系関係なく、すべての人に必要な力です。

          ママができるサポート方法

          1. 日常生活でプログラミング的思考を意識

          「お料理の手順を考えてみよう」

          「なぜそうなったのか考えてみよう」

          2. 身の回りのプログラミングを一緒に発見

          「この家電はどうやって動いているのかな?」

          「もしプログラムがなかったらどうなる?」

          3. 失敗を恐れない環境作り

          「間違えても大丈夫!」

          「なぜうまくいかなかったか一緒に考えよう」

          まとめ:プログラミングは「特別なもの」から「当たり前のもの」へ

          今回ご紹介した通り、プログラミングは既に私たちの生活に深く根付いている「当たり前の技術」、「生活になくてはならない技術」です。

          子供がプログラミングを学ぶことは、「特別な勉強」ではなく「現代社会を生きるための基本的なリテラシー」を身につけること、ともいえるのです。

          1. プログラミングは既にあなたの生活の一部
          2. 子どものプログラミング学習は「未来への準備」
          3. 文系でも理系でも全く問題なし
          4. 家庭でもできることがたくさん

          プログラミングは「便利な道具」「生活を豊かにするもの」として捉えてみてください。

          お子さんと一緒に「これもプログラミングだったんだね!」という発見を楽しみながら、未来に向けた学びをサポートしていきませんか?

          明日からの家電との付き合い方、きっと変わりますよ。